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2021年07月28日

東京五輪に想う(1)

新型コロナウイルス感染拡大により1年延期された東京五輪が、賛否両論渦巻く中、開幕して約1週間が経ちました。

一方、感染者数はワクチン接種が追い付かず収束どころか第5波と称されるような拡大を続けています。

その上、この時期には予想されていたとは言え、酷暑による熱中症や台風の来襲等、まさに艱難辛苦の中での祭典開催となりました。

ところがそういった厳しい環境下にもかかわらず、国の名誉を背負い、究極まで鍛錬に励み、中には過去のくやしさをバネにして、やっと栄冠を手にしたアスリートの汗と涙を目の当たりにしますと、普段見ているプロのスポーツとは異なる、この上もない感動と勇気を私たちに与えてくれます。

また、勝者は例外なくといっていいほど、周囲で支えてくれた人たちや、現在の困難な状況にもかかわらず五輪を開催してくれたことへの、深い感謝の気持ちを述べています。そういった姿に私はすがすがしさを感じます。

この際、開催の是非についての議論は棚上げし、ひたむきに頑張るアスリートを純粋な気持ちで応援しようではありませんか。

 

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