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2023年12月01日

ちょっと気になる記事・話題(115)

今日から早くも師走。にわかに慌ただしさを感じる時候になりました。そして今年も過ぎ去ろうとしている1年を振り返ると、やり残したことばかりが頭に浮かびます。
ところでコップに半分残っている水を見て、「まだ半分ある」と考えるか、或いは「もう半分しかない」と考えるかの二者択一となると、私はどうも後者を選択するように思います。これってやはりマイナス思考というか、悲観主義者と呼ぶのでしょうか。
ものの見方・考え方に関して、かなり以前、ダイキン工業(株)の創業家出身の山田 稔会長(故人)から、何かのお祝いとしていただいたウイスキーの記念ボトルに、「人生は考え方で変わる」という揮毫がありました。私はこの言葉を気に入っています。要は物事を一面から観るだけでなく、角度を変え別の視点から観ると、全く異なる世界・アイデアが浮かびます。あれこれ悩んだことが霧散することさえあります。

■■最近想ったこと:
■来年行われる世界の主な選挙と米国大統領選挙について:
来年世界で予定されている主な選挙として、①1月、台湾総統選挙、②2月、インドネシア大統領選挙、③3月、ロシア大統領選挙、④6月、メキシコ大統領選挙、⑤11月5日投票、米国大統領選挙があります。
我が国も来年の9月には岸田首相の自民党総裁としての任期が満了し、2025年10月には現在の衆議院議員の任期が満了します。従って、それまでには衆議院議員選挙が行われ、新しい首相が選出されます。果たして岸田首相続投なるかといったところです。
ところで米国では来年11月の大統領選挙に向け民主党、共和党、それぞれの大統領候補を選出する予備選挙に向けたキャンペーンが既にスタートしています。目下のところ民主党はバイデン現大統領、共和党はトランプ前大統領の一騎打ちの様相を呈しています。はっきり言ってこれら2候補はそれぞれ深刻な問題を抱えており、米国民の多くはいずれにも投票したくないというのが本音です。
ところがここに来て情勢が大きく変わる可能性が出てきました。米国民はバイデンでもトランプでもない、民主党と共和党の主義主張を足して2で割る第三の人物を求めています。そしてそれに近い候補としてニッキー・ヘイリー元国連大使(共和党)がにわかにクロースアップされてきました。現在51歳で他の候補よりはるかに若いことに加え、米国初の女性大統領誕生かという話題性もあります。同女史はサウスカロライナ州知事と国連大使という政治家としてのキャリアを積んできました。共和党の大統領候補としては目下のところトランプ前大統領がトップ、2番手を同女史とデサンティス・フロリダ州知事が争っています。米国大統領選挙では資金力が死命を制しますが、その点では同女史を支援する強力な資金提供者が急速に増えているようです。
私はこういった動きや、米国で居住した経験を通じ、米国は「時にはいろいろ紆余曲折や喧々諤々の議論が沸騰するが、最後は極端に走らず振り子の原理で、民主主義に基づくバランス感覚が機能する国」というように改めて感じています。
確かに米国では厳しい人種差別があり、1年間に銃による死亡者が約4.8万人(2021年)とか、薬物問題、所得格差等々、様々な問題を抱えています。米国社会を部分的に見ると、「日本の方がまし」と思うかも知れません。しかし「国家」という観点から俯瞰すると、米国と日本では「大人と子ども」以上の違いを感じます。経済力でも日本は米国のような先端技術を生み出す底力や、民主主義的資本主義のダイナミズムを感じません。それどころか今や我が国は社会主義的資本主義の様相を呈しています。私はこれは教育をはじめとする社会システムの違いや、「自己責任」についての社会通念の違いから生じているように思います。

■中国で子どもを中心に呼吸器疾患が急増:
世界保健機関(WHO)や中国メディアによると北京や上海、遼寧省、広東省、福建省などで流行し、病院へ患者が押し寄せているようです。「ゼロコロナ政策」で人々の免疫力が低下したことが感染拡大の一因と見ています。目下のところ症状はさほど深刻ではないようですが、相変わらず中国は隠ぺい体質が強いことが不安を増幅させます。
中国では今年の国慶節と中秋節に伴う8連休(9月29日~10月6日)に国内を旅行した人は延べ8億2,600万人に達したようです。これはコロナ感染拡大前と比べ4.1%増とのことです。国際間の海外旅行も世界的に復活しています。これだけ人々が移動すると瞬く間にウイルスの感染が拡大します。人類は3年以上続いた新型コロナウイルスからようやく解放されましたが、これで終わりではありません。いつ再びやってくるか分からない次のパンデミックに向け、平時から備える必要があります。

■世界の高層ビルについて:
2023年時点における世界で「完成」に分類される超高層ビルの、高さ上位50棟の所在地を国・地域別に見ると、驚くなかれ中国(香港含む)が最多の25棟で、米国8棟、アラブ首長国連邦(UAE)の4棟を大きく引き離しています。日本は100位以内はゼロで、本年11月24日開業した麻布台ヒルズ森JPタワー(325m)が131位、あべのハルカス(300m、2014年竣工)が216位です。因みに2028年3月竣工予定の東京駅前の「トーチタワー」は高さ385mの予定です。現在、世界で最も高いのはドバイ(UAE)にあるブルジュ・ハリー828m(2010年竣工)です。ただし私は未だ訪れたことはありません。日本で高層ビル(100m超)の先駆けとなったのは1968年完成した霞が関ビルディング(147m)です。今は平凡なビルとなり目立ちませんが、若い頃最上階36階に上がった時は、回りに比べる建物がなく「すごく高いなあ」と驚いたことを記憶しています。

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